社会福祉法人 天寿会

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みどり一本バザー開催のお知らせ

2014年04月30日行事予定

天寿荘「みどり一本バザー」を開催いたします。

 【日 時】平成26年5月18日(日)

       食事バザー 11時から

       物品バザー 13時から

 【会 場】特別養護老人ホーム天寿荘

       佐賀県多久市北多久町大字小侍132-6

 

詳細についてはこちらをご覧下さい。

 

<みどり一本運動と天寿荘>

 みどり一本運動の提唱者、犬養道子先生が多久においでなったのは昭和57年1月。

難民の特にいたいけな子供達が飢えで1時間に1,500人も死んでいる現実を涙ながら

に訴えられた。

 荘内でビデオを見られた方達が身体は不自由でも献身的な介護を受けられる幸福

に気付き、もっと困っている人に手を差しのべようと募金の気運が広まった。天寿荘は

開設4年目、入所者の生きがいづくりにクラブ活動が盛んに行われていた。当時手芸の

お手伝いをしていた私は刺し子の針を学びながら「難民の子供のためにと思うと不自由

な手が動く」の声に随分励まされた。熱し易く冷め易い国民性といわれる中で続けている

のは珍しいとNHKの国際放送から昭和58年4月に取材に来荘、国内とパキスタンの電波

に乗った。その頃、朝日新聞のインタビューに犬養先生は「天寿荘はリハビリを兼ねた作

品をバザーで売ってお金を贈ってくれました。このような真心の灯は今後も絶えないでしょ

う」と述べられている。S63年クリスマス「正義感と善意に満ちる日本の人々へのメッセー

ジ」と記されて「国境線上で考える」(岩波書店発行)が著者の犬養先生から多久のみどり

一本へ届いた。それによる活動の推移はパキスタン北西部およびスーダンにての植樹を

終え現在はエチオピア難民キャンプ周辺難民流入地の食援助の一環と植樹による薪の

補給に展開されている。

 天寿荘では、1982年(S57年)に初めての「みどり一本バザー」を開催しました。

以来32年目を迎えた今日まで19,069,412円をUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に

送金する事が出来ました。また、バザーで残った衣類は、日本救済センターに寄贈してい

ます。

 

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